岡山流通株式会社のDX方針 DX Policy
パーパス(存在意義)
創業以来、『夢・改革・貢献』をモットーとしています。
時代に飲み込まれず、物流業界における運送会社の運びたい、運んでほしいという想いと荷主企業の運んでほしいという想いをつなぎ、そのつながりを広げ、つながる地域の発展と、つなげる人(社員)が成長し、一人一人が夢を持ち、夢をかなえることができる企業を目指して社会に貢献します。
現状の認識
2020年のコロナ肺炎の蔓延、働き方改革関連法の施行による2024年問題など業界を取り巻く環境は目まぐるしく変化しており多くの課題とその解決に向けさらなる進化を企業は求められています。
運送業界にもデジタル化の波は押し寄せており、市場に流れ込む多くのデジタル製品、サービスにより働き方に進化をもたらされています。今や、このデジタル技術の革新なくして事業継続は困難と思われます。
ビジョン(ありたい姿)
当社は、運送業界の潤滑油としての役割、位置付けから物流業界の情報発信基地へと変革します。長年お付き合いいただいている多くの地元企業様を大事にしながら新規のお客様の獲得に向け、デジタルの活用により革新的なネットワークシステムを構築し新たなサービスによるつながりを広げます。
ミッション(DX戦略)
当社は顧客ニーズ、時代の変化にいち早く対応するため自社オリジナルの利用運用に特化した配車システムの自社開発し、長年培われてきた配車業務のノウハウをもとに情報の一元管理、社内業務の横断したシステムの構築などIT化による業務改革を推進してきました。さらに顧客や社会のニーズをもとにサービスの向上を図る上で、重要課題としているお客様への提案スピード、マッチング精度、社員教育レベルについてデジタル技術の有効活用によるさらなる変革を進めます。
01. DX戦略(情報処理技術の活用戦略)
2022年度
基幹業務のデジタル化による生産性向上を図るため、WARCSシステム(Wide Area Resource Communication System)をクラウド環境で構築。
2023年~2024年度
基幹システムの情報を活用し、新サービスを構築する。
AIチャットボットによる運賃回答
見積もり依頼にタイムリーな対応を目指す
スマートホンで情報の集発信
情報の発信、収集をスマートホンで可能にするシステムの運用
情報開示
HP専用ページにて求車求荷情報のリアルタイム公開
2025年度
最新の技術(生成AI等)の研究を継続し、AIマッチングシステムや基幹業務のFC展開など、サービスの向上およびビジネスモデル変革による付加価値を創出する。
02. DX推進体制と人材育成
- DX推進責任者を専務取締役とし、DX推進チームを設置。
- DX推進担当者は1名専任し、各種研修と資格取得支援などによりスキルアップを行う。
- DX推進担当者は課題の共有、部門間及び社外との協議、またシステム開発、構築を外部組織との連携で効率的に進める。
03. 最新のデジタル技術を活用するための環境整備
最新のデジタル技術の活用を継続的かつ有効的にできるよう下記環境にて実施しています。
- 基幹システムのクラウド化によるデータの一元化と共有
- データベースでのデータの蓄積と分析
- データバックアップは社外サーバーにて管理
- 物理キーの導入による利用者管理
- 外部組織によるシステムの遠隔監視
社内ネットワークインフラ設計、メンテナンス、システム開発の担当者は外部組織と連携し行います。
04. DX戦略推進指標
毎年、年度初めに行っている方針発表会にて発表されている、方針、部門目標に明記されているアクションプランおよび数値目標の進捗、達成度を毎月の部門会議にて評価する。進捗により是正策の立案を行う。
生産性の指標
目標売上金額の設定
DX推進の指標
情報入手ツール別取得件数
付加価値向上の指標
新規顧客件数
付加価値額
05. サイバーセキュリティに関する対策
「情報セキュリティ基本方針」を策定し、これを徹底します。
またSECURITY ACTION制度に基づき、2023年9月1日に二つ星の宣言を行いました。
- 情報セキュリティの教育の実施(年1回)
- 近年の災害対策も考慮し、DX推進に伴い、クラウド化(外部サーバーの活用)に取り組みます。